こんにちは。
神戸みなとリンパケア倶楽部のおおかどくみです。
当倶楽部で行っているベビーリンパケアは、
さとう式リンパケアの、「腔の理論」、「屈筋理論」、「筋ゆる理論」の、3つの基本に基づいています。
その中の「屈筋理論」に大切なのが、母趾(指)球なんです。
母趾(指)球ってなあに?
母指球 … 人の手のひらの親指の付け根付近に、肉が盛り上がっている部分
母指球は、物をつまむ時やビンのふたを開ける時、ぞうきんを絞る時などに、力を入れるところです。
また、手をついたり四つん這いになったりした時にも、母指球に力が入ります。
母趾球 … 足の裏の親指の付け根にある、丸く膨らんだ部分
母趾球は、歩いたり走ったり、ジャンプをするとき等に、体重が乗って地面を蹴る部分です。
走り出す最初の時に母趾球に力をいれていたり、ボールを蹴るときの軸足の母趾球に力を入れていたり、
野球のバッティングやゴルフのスウィングのときに両足の母趾球に力を入れたりと、
パフォーマンスを発揮するときには欠かせないものです。
赤ちゃんって歩けないのに何で母趾(指)球が大事なの?
ほとんどの赤ちゃんは、歪みがなくて身体の腔がしっかり膨らみ、
筋肉もふわふわな状態で生まれてきます。
その状態から、屈筋という筋肉が拡張方向に力が出るようになると、身体をしっかり支えれるようになります。
その屈筋に力が入るために必要なのが、手足のぼしきゅうなんです。
赤ちゃんが寝がえりをしようとする時、足の母趾球を使って寝返りをしようとします。
それが上手くいくと、何度も寝返りが出来るようになります。
手足をついて、頭を挙げようとする時、手足の母趾(指)球をしっかり地面に押し付けて、上半身を挙げるようになります。
ずり這い、ハイハイ、高這いの時も同じです。手足の母趾(指)球を使っています。
つまり手足の母趾(指)球は、赤ちゃんが寝がえりをうったり、物をつまんだり、ハイハイしたり、立っちしたりなど、あらゆる動作の時に必要になってきます。
赤ちゃんがステップを踏みながら成長していくには、
手足の母趾(指)球をしっかり使えるように誘導してあげることが大切になります。
母趾(指)球が使えるようになると身体の成長の他にも良いことがあります
・しっかりおっぱいが吸えるようになる
・呼吸が楽になる
・身体を活発に動かせるようになる
・脳に刺激がいき脳の発達が良くなる
・夜泣きをしなくなる
・育児がしやすくなり、ママが精神的に楽になる
・こころの発達
などなど、赤ちゃんにもママにも良いことばかりです。
なぜ、母趾(指)球が使えるようになると、身体の成長以外にも良いことがおきるのかは、次回のブログでお話しします。
赤ちゃんが心地よく成長できるように、早いうちから母趾(指)球を使う練習をしましょう
母趾(指)球を使うことは、生まれたばかりの赤ちゃんにとても大事だということがわかっていただけたでしょうか?
当倶楽部で行うベビーリンパケアは、この母趾(指)球がしっかり使えるようにケアを行っていきます。
とても簡単なケアです。
早いうちから始めると、その分早く赤ちゃんが心地よく成長していきます。
是非、かわいい赤ちゃんにママからプレゼントしてあげてください。
当倶楽部では、ベビーリンパケア体験コースを行っています。赤ちゃんと一緒にお越しください。
また、妊娠中のママもご参加いただけます。生まれた時にすぐにケアが出来るよう、今から学んでください。
詳しくはこちらをご覧ください。
>>ベビーリンパケア体験コース